暑い一日

 暑い。とにかく暑い。そして、蒸す。とにかく蒸す。建物の中で仕事をしていると、まるで蒸篭の中にいるようなのであり、「俺は点心か!」と言いたくなるほどなのである。
 ならば外はどうかと言えばやはり暑い。本日、都内へ出張買取を炎天下の中慣行したのであるが、本を運び出すだけで、汗がだくだくと流れる。しかもエレベーターのないマンションからの運び出しである。「おにいちゃん、牛丼、汗だくでね」とうっかり牛丼屋で言ってしまう程、汗が出た。
 東南アジアの暑い国は、ほとんどの人が夕方や夜の少し暑さが和らいだ頃から、活動を開始するらしく、昼間は寝ていたりして、体力の温存を図るらしいのだ。確かにタイは夜の方が屋台など多く出ていたし、朝方まで営業していた。我が日本も夏場だけはそのようにすればいいと思うのだが、いかがであろうか。せめてしましまブックスだけでもそうしたいものである。