土曜と日曜は・・・

 最近、あまり寝ないでパソコンの細かい字ばかりを見ていた為か、左目のすぐ下の皮膚が、頻繁に痙攣するようになった。痛みなどはないので、別段気にしていないが、少し前は、原因が特定できない腹痛に急襲されたりで、どうも身体の調子がよくない。
 そのような状況下であっても、土曜日は友人と焼酎を永遠と飲み続けて、気がつけば終電であった。そして日曜は、これまた別の友人から、映画のチケットが余っているからと誘われ、ホイホイと渋谷まで出かけて、映画の後は、少し洒落気を出して、ジン・トニックなどジン系のカクテルを飲み、最終電車に近い時刻になってしまった。そして日付が変わった深夜の三時半にこの日記をパソコンに打ち込んでいるわけだ。お酒を飲まなければよいのに飲んでしまう。否、体調がよくないからこそ、景気づけようとお酒を飲んでしまう。そして、酔っぱらってしまって、寝る時間が無くなってしまう。寝る時間がないから、目の下の痙攣が治らない。なんというスパイラル、悪循環そのものである。
 しかしながら、お酒と煙草、そして古本は人生に欠かせないものである。最愛の女性から、お酒を止めなければ結婚しないと言われても、私はお酒を取る。煙草を止めなければ結婚しないと言われても、私は煙草を取る。古本屋とは結婚しないと言われても、私は古本屋を続ける。これらを私から取り上げたら、一体何が残るのであろう。それらが私であり、私がそれらなのだ。だから私は、お酒も止めない。煙草も止めない。古本屋も辞めない。