てんてこ舞

 イベントごとがある時は、何故か連続してしまうことが多い。最近も例外ではなく、ある会社の創立記念のパーティがあって、普段は食べることのできない料理やお酒が出されたので、調子に乗って具合が悪くなるまで飲んだりしてフラフラになったと思えば、一応私も編纂委員を務めた「宮原昭夫小説選」(河出書房新社より発売中)の出版記念パーティがあり、その中で行うトークショーみたいなものに出てくれと言われて、当日は緊張を解すために会場で出されたお酒をガブガブ飲んで、私一人が顔を真っ赤にしてそのトークに参加し、アルコールの力でなんとか無事終えることができたのも束の間、今度は神奈川で大市があって、2日間そのお手伝いをしなければならず、非力な私が逆にあしでまどいになったのではと思いつつ、一応無事に終えることができたという、なんとも多忙なスケジュールをここ数日間こなしていたのだ。
 結局のところ、何が疲れたと言えば、イベントそのものよりも、お酒を飲みすぎて、胃や腸、肝臓が疲れてしまったといった感じで、それは調子に乗ってお酒を飲みすぎてしまった自分に原因があるのだと気がついてしまい、これは少しだけ反省をしなければならない。と書いたものの、ちっとも反省はしていない。