手製の加湿器

手製の加湿器
 家の者がカゼをひいてしまった。高熱が出て、昨晩は随分とうなされていた。今朝、病院に行ったが、どうやらインフルエンザではないようであった。最近は寒い日が多く、暖房を入れており、そのわり、加湿器はないので空気が乾燥しているせいもあるかも知れない。濡れたタオルを下げておくだけではダメなのだ。
 そう思って、「よし、ひとつ加湿器を調達してきてやろう」と私が言うと、カゼなのにもかかわらず、「もったいない!! そんなもん買うんじゃないよ! それに電気のブレーカーが落ちる」と怒られてしまった。確かに、電気もあまり使えないし、値段も高機能の加湿器は、高い。しかし、私にカゼがうつらないようにする防衛手段も講じないといけない。
 エコな加湿手段を考えなければ、と思い、私は思案して、不織布を使った、しかも電気を使わない加湿器を考えた。不織布は、コーヒーフィルターで代用することにして、下の容器はぺヤングソース焼きそばの空き容器を使った。あまりにもそれだけでは、見た目が悪いので、周りに色紙を貼った。材料費は、コーヒーフィルター、色紙のみ。なんとも安上がりでエコな加湿器の出来上がりである。それが、写真の通り。
 コーヒーフィルターは、段々に折り合わせて作り、ぺヤングの容器の中に水を入れて、その中にフィルターを入れただけである。加湿の効果は、正確にはわからないが、多分、大丈夫だろうと思う。