露天商

 先週で新橋の古本まつりも無事終了。七日間の日程で晴れた日は確か四日間ぐらいだったが、露天の商売故に、随分と日焼けしてしまった。ああ、お肌が・・・・。とりあえず、周囲にはオアフへでも行ったことにしておこう・・・。
 しかしながら、露天商をしてみると、寅次郎の気持ちが少しは理解できたような気がして、ちょっと綺麗なおねえさんが本を買いに来ると、向こうは何も言わないのに、こちらから、「おねえさんは特別に百円おまけしちゃおう」なんて言ったりで、そのあと、おねえさんと、横浜かどこかで、「あら、しましまさん!」と再会するわけでもなし、素敵なマドンナが登場するわけでもなしで・・・・・。寅次郎より損な役回りのような・・・・。
 次回は気を引き締めないと、美人のお客さんが大勢来たら、儲けがなくなってしまうよ、きっと。