法事の服装

 法事も無事に終わり、何事もなく帰ることができた。そして、台風は多大な被害を各地にもたらしたが、しましまブックスは何事もなく、無事で、これまたホッとしている。
 せっかくの法事なので、日本男児たるもの褌を締めて行こうと思い、準備をしたが、恥ずかしいからやめろと家族に止められて、仕方なく断念した。それでは、せめて喪服はお洒落にきめたいと思い、龍の模様の入った黒いネクタイを買い求めようと思ったが、これまた家族にとめられて、断念するしかなかった。挙句の果ては、お寺に着いて、どうも喪服の着心地がよくないと思っていたら、父が私の喪服を着ていて、私が父の喪服を着ており、逆に着てしまった有様で、まったくもって格好の悪いスタイルとなってしまったのだった。