ダンボール箱の作業台

ダンボール箱の作業台
 当店には通常に使用しているパソコンが二台ある。インターネット回線に接続するのに、ワイヤレスで接続していたのだが、たまに電波の状態が悪く、つながり難い時があり、また、パソコンが古く安いものなので性能が悪く、さらには契約の回線速度も遅くて安いものなので、どうしてもインターネットの速度が遅い。
 これでは、仕事の効率が悪いと思い、とりあえず有線でインターネットに接続することにした。そのため、パソコンを回線の近くまで移動させねばならず、しかも、そこに作業台をつくらねばならない。ところが、どこを探しても丁度いい机や台がみつからない。予算がないので、新たに机を買うことはできず、いらないダンボール箱に、いらない本を詰めて、そのダンボール箱を重ねて、パソコン作業を行う作業台をつくった。その作業を一人で行ったので、夜中の四時ぐらいまでかかってしまったのだが、今日の朝、それを見たウチの者が一言、「セコイ!」と唖然として、呆れていた。しかし、貧乏な古本屋は、そうでもしないといけないのだ。