落ち着かないねえ

 色々と世界は大変だ。記録的な豪雨が降ったり、未だに地震の揺れがあったりで、なかなか落ち着かない。幸い、私は地震の被害もなく、豪雨の被害もない。しかし、世界は災害や事故、戦争、金融不安などの話題が多く、こういう話題に囲まれると、なんだか気分が落ち着かない。いつの間にか、こういう時代になってしまった。
 ここでも何度も書いていると思うが、時代の雰囲気というのは、感受性の優れた文学者などは一部除いて、その只中にいると意外と感じ難いもので、後から考えて始めて、実はすごい時代だったと実感できるものだ。けれども、この只中に生きていても、やけにすごい時代を生きていると私は感じてしまう。だから、なんとなく落ち着かないのかも知れない。
 でも、少し前は戦争があり、その前も、その前も戦乱があり、災害や飢饉もあった。そう考えると、この地球はいつもすごい時代の連続なのかも知れない。その中で、小さいことでも大きいことでも、なんでも、少しでも、喜びや感動というものを探し出さなければいけないのだと、ふと思ってしまった。そういえば、今日、知人に貰ったサボテンの新芽が出ていたなあ・・・・。