小山清を知っている? 2016年10月20日 ここ数日、川崎市と横浜市で古本の出張買取をしたのだが、なんとお二人とも、小山清の本をお持ちで、小山清を大変評価されている方だったのだ。小山清とは、太宰治の弟子で「落穂拾ひ」などの作品がある。筑摩書房から小山清全集が出版されている。しかしながら、小山清を知っている人はあまりいないので、連続で小山清の本を持っている方と出会えて、驚いた次第なのだ。これは珍しいことで、きっといいことがあるかな、と思ったりして…。私は大学院の頃に、宮原昭夫についての論文を書いた。その宮原昭夫が小山清の同人誌「木靴」に参加しており、その経緯で私は小山清という作家を知ったのだ。本の買取へ行くと色々な方に出会えて、面白い。 «前 次» 古本・古書の買取事例・日記