令和六年 年末のご挨拶

令和六年 年末のご挨拶

 令和六年も過ぎようとしている。私が言うまでもなく、今年は災害、腐敗、汚職、犯罪、戦争、増税、物価高・・・、などなど取り上げればきりがないが、我々が嫌な程に見せられた年であった。それらは人類の欲望、金銭欲・名誉欲・権力欲などの我欲が発端となって起こされている。そして意図的に発動されていることに間違いはない。
 それでも私は信じたい。人類は真・善・美を希求して追求する存在であることを。人類は愛を後ろ盾にして愛を分かち合う存在であることを。
 令和七年、精神世界では大峠と言われ、多くの国の方々が預言、御告げ、予知などから大災害等、人類の危機を警告している。また、物質世界においても政治や経済、世界情勢を鑑みればそれは明らかであろう。しかしながら、同時に闇が闇と認識されるに従い、逆に真実が明らかになり、善なることが報われ、美しく生きることこそ行動の座標となり、そして愛に包まれ包み込む、そのような時代の始まりになることであろうと私は思う。また、そのように願ってやまない。否、必ずやその始まりとしなければならない。そう、私は最後の最後、最後の一人まで人類を信じたいのである。
 令和七年は皆様にとって良き時代の始まりになる一年であることを祈念して、年末の挨拶とさせていただきたい。

令和六年 皇紀二千六百八十四年 12月30日
株式会社しましまブックスグループ
取締役会長 島原亮