8・15靖国神社

8・15靖国神社
 戦後60年目の8月15日―。この日までに、靖国神社を否定する論を新聞やテレビで幾つ耳にしてきたことか。私には、どの論も納得するものはなく、ただ、他国の恫喝に屈しているだけにしか聴こえないし、何故、靖国神社がこれほど問題になるのか、或いは、マスコミが問題にしているのか私には理解できなかった。
 ともかく、8月15日、私は靖国神社へ参拝をした。ただ、先祖を敬うこと、私たち子孫の為に命を賭けて戦った英霊に感謝と哀悼の念を捧げること、その為にである。私は大学生の頃から、可能な限り靖国神社へは参拝している。それに、靖国神社には、私の祖母の兄が祀られている。もはや、私にとって、8月15日に行くことが当たり前なのである。だから、8月15日に行く行かないと騒いでいる政治家が不思議でならない。
 今年の靖国神社は、例年になく、参拝する人でごった返していた。人、人、人で自由に歩くのも困難な程である。そして、参拝するまでに、長蛇の列。これだけの人に支持され、参拝されているかと思うと、政治家が参拝しようがしまいが関係なく、ただそれだけで良い気がした。しかし、靖国神社を政治のカードに使おうとする他国には腹が立つし、他国の恫喝に屈する日本の政治家にも腹が立つ。そのような政治家に国政は任せられない。それだけは、はっきりと言っておく。