おまんじゅうのぬいぐるみ
昨日、小学生になる甥が遊びにやってきた。大事そうに手提げ袋を持っていて、その中に、おまんじゅうのぬいぐるみがいくつか入っていた。単純なつくりで、温泉まんじゅうに顔が入っている一種のキャラクターである。温泉地に行けば、お土産屋で売っているのだろう。地元横浜では、中華街などで似たような桃まんじゅうのぬいぐるみが売られている。うーむ、ぬいぐるみを持っていても仕方がないし、いい歳をして恥ずかしいのだが、見ていると欲しくなってしまう。おまんじゅうのぬいぐるみにはよくわからない不思議な魅力がある。
「おじさんにそのぬいぐるみをくれないか」と言ってみたが、首を横に振られてしまった。「よし、二十円で売ってくれないか」と言ってみたが、やはり首を横に振られてしまった。
仕方がない。小学生からぬいぐるみを取り上げるわけにもいかない。飽きる頃に再度交渉してみるしかない。
「おじさんにそのぬいぐるみをくれないか」と言ってみたが、首を横に振られてしまった。「よし、二十円で売ってくれないか」と言ってみたが、やはり首を横に振られてしまった。
仕方がない。小学生からぬいぐるみを取り上げるわけにもいかない。飽きる頃に再度交渉してみるしかない。