百薬の長

 6月下旬から今まで、札幌・青森・仙台での講演やラジオ出演、その他もろもろ仕事が忙しくて、まともにお酒を呑む機会がなかった。それだけ、真面目に黙々とただひたすらに、そして実直に仕事に励んでいたわけです。住民税払わにゃいかんし・・・・。 ここ1、2ヶ月、半分以上は、布団で寝ないで、居間で寝ているわけで。なにも鬼嫁にいびられ、同じ布団で眠らせてくれないわけではなく(鬼嫁なんかいませんよ、ホント)、布団で寝ると次の日、定刻に起きることがむずかしく、居間で眠れば、寝心地が悪く背中が痛くなり、目覚ましひとつで無事に起きることができるからなのだ。寝るといっても、朝6時に寝て、そして朝9時には起きるといったような繰り返しで、寝るというよりかは、いつの間にか倒れているというような、そのような感じで、電車などでの移動があると、乗車時間の8割は眠っている。前述した、札幌・青森・仙台の移動では、飛行機と列車での移動であったが、景色を楽しむこともできず、8割以上は眠っていた。
 自営業というのは、明日どうなるかわからないので、(今はサラリーマンも同じだが)とにかく働ける時に働いておかないといけないのだし、働かないでいると落ち着かないのだ。また、自営業の不安を払拭するには働くことが一番であり、それに、忙しいということは、とてもありがたいことで、喜ぶべきことなのだ。
 そのため、過労若しくはストレスが原因で、手と足の皮膚が爛れてしまい、(決して水虫ではございません。皮膚科のお医者さん曰く、ストレスだそうです)薬を塗布してようやく最近治ったところなのだ。
 そのような状況下で、久しぶりに外で呑むことができた。3人で呑んだのだが、素敵なメンバーで、とても楽しい時間だった。つくづく思うのは、食事や呑み会などは、面子次第で楽しくなったり、楽しくなかったりするということで、料理の良し悪しではないということだ。だから、なによりも面子にこだわるのは私だけだろうか。とにかく、継続してサービスを提供するには、体調面も留意しなければならず、また、ストレスも溜めてはならず、今後は無理をしないでお酒をガッツリと呑むしかないのかしら。酒は百薬の長とそのむかしから言われているのだから。