とうとうメールマガジン創刊!

 今月は多数の買取依頼や、新着本のアップ、フリマでミニミニ古本市の準備で忙しくなかなかメールマガジンを発行することができなかった。読者登録をしていただいた方には、大変申し訳なく思っていた。
 昨日は雨が降っていて、雨が原因でもないが注文もなし。この機を逃してはなるものかと、メールマガジンをつくる。そして、本日発行に至った。まだまだ、内容が乏しいのだが、今後充実させて行く次第。読みたい方は、トップページの右下に、登録と解除の欄があるので、そこで、是非とも登録してくださいませ。
 閑話休題。日本シリーズでロッテが優勝した。ロッテファンの皆様、おめでとうございます。今回のシリーズは、「勢い」という、目には見えないが、肌で感じるものが違っていた。「勢い」とは、波長といえば言いのだろうか、それとも波動と言えばいいのだろうか。不思議なものである。その不思議なものが勝敗を左右する要因のひとつになったと、テレビを見ていて、思った。それはあくまでも、要因のひとつであり、今回は、プレーオフに関する日程の関係も見逃してはならない。その色々な要因の中でも、私が一番注目したのが、ロッテの打者の決め打ちである。
 全ての試合を見ていたわけではないが、シリーズ初登板の時の藤川投手に対するロッテの打者が、明らかに決め打ちをしていた。フォークボールに対しては、バットを微動もさせず、ストレートに対しては、積極的にバットを振る。しかも、150キロ近い速球を引っ張って打っていたのである。150キロ近い速球とフォークがある投手に対して、ここまで徹底して決め打ちをするのは不可能である。打者の読みがここまで的中するはずはなく、フォークボールが来たら、自然とバットが反応して、少しはバットを振るはずである。これは、私が察するに、明らかに、藤川投手がストレートを投げる時と、フォークを投げる時の「癖」を、ロッテが見破っていたはずである。そうとしか思えないのだ。スコアラーの勝利と言えなくもないのである。
 最近の勝負の世界は、選手同士の対決だけではなく、スコアラーなどの裏方も勝敗を決する要因になるのだ。勝負の世界がますます複雑になって行く。なるべくなら、純粋な選手同士だけの勝負を見たいと思うのだが、試合の勝敗が今後のチームの運営、さらには選手の生活などに直接影響すると思うと、仕方がないことか。