睡眠時間が三時間

 暇な古本屋でも年末は忙しい。古本関係で忙しいならまだしも、その他の所用で忙しいのである。遊びならまだ納得できるが、そうではないので、面白くもない。そして、睡眠時間が三時間の毎日である。終日、頭に薄い粘膜がかかっている感じがしているのである。
 昼間、その頭で自動販売機のコーヒーを買おうとしたら、間違えておしるこを買ってしまった。うむむ、餅でも買うしかないか。横浜から京浜急行に乗ったら、寝過ごして三浦まで行ってしまった。うむむ、寒中水泳でもするしかないか。
 明日こそは、睡眠をたくさんとるつもりである。どうせクリスマスイヴに古本なぞ買う人もいないような気がするのであり、私とて、明日ぐらいは遊びたいのである。しかし、発送だけは欠かさない。さすが、しましまブックス。自画自賛である。だって、誰も褒めてくれないんだもん。