楽しくやろう古本屋

 ある会社を経営している社長さんと会ってお話したのだが、今の会社は、どこへ行っても雰囲気が暗くてやりきれない。そこの社員としゃべってみると会社の愚痴ばかりをこぼす。これではいけないとその社長さんは言う。働いている自分自身が楽しくないと、お客様が楽しくなるはずがない。したがって、仕事は楽しくやるべきであり、経営者はその為の環境づくりをするのだという。
 その社長さんは、しましまブックスが配信しているインターネットラジオ(ポッドキャスティング)を聴いてくださり、「あれはいいね。やっている君自身も楽しいだろう」と褒めてくださった。確かに、インターネットラジオは、聴いてくださる方にはくだらないものかも知れないが、制作している私自身が楽しい。また、ゲストで出演してくださって方々も口を揃えておもしろかったと言う。自己満足でしかないのだが、まずは自分で楽しんで満足しなければ、相手に楽しさなど伝わらないのである。
 また、やはり仕事を楽しむには、自分の好きなものをやるのが一番であり、「やっと君もそこへ辿り着いたか」とその社長さんは言ったが、同時に次のようなことも言った。「しかし、楽しむためには、利益を出さないと楽しめないし、持続もできない。持続可能であることが必要だ」
 うむむ、古本屋をやっていて、本に触れていて確かに楽しいが、持続可能な売上も確保せねばならないのは確かなことである。しかも、安定した持続可能な売上である。そこがしましまブックスは少し足りないのである。今月に入ってからは、結構注文が多く入ったが、それが毎月維持できるかとなると、まだ自信がない。そこを乗り越えられれば、さらに楽しくなるし、なにか他に楽しい企画も思い浮かびそうである。そうすることにより、今以上にお客様にも楽しんでもらえるようになる。そして、私自身も楽しくなる。いい循環が出来上がるのである。自分自身が楽しく、そしてお客様も楽しくなる。そんな、オンライン古書店を目指そうと思う。目指せ、甲子園! 違った、目指せ楽しい古本屋!