役所へ支払い

 役所から国保の保険給付費返還の請求書類が届いた。よく読んでみると、国保の保険の資格が喪失している時に医療機関で受診したので、その金額を払えとのことである。ご丁寧に病院名とその月まで記載されている。去年、コンタクトレンズを買う為に眼科へ行ったその時のものだ。最近は使い捨てのコンタクトレンズを買うのにわざわざ定期的に眼科での検査が必要になってしまい、迷惑な話だと思っていたのに、さらに迷惑な話だ。請求金額は5,222円と記載されており、これは医療費の7割だから、実際には眼科はちょちょいと目の検査をするだけで、高額な報酬を手にしているわけだ。古本屋とは大きな違いだ。しかし、自分に医者は務まらないと思うし、自分にはできないことをしているのだし、医者はつまらなそうだからまあいいか。
 どうも、受診時、健康保険は社保になっていたらしい。一旦、自分で役所にお金を払い、支払い記録を今度は社保の事務所に持って行けば、社保から支払われるそうだ。そういえば、一時期アルバイトをしていた時があり、その時社保に加入させられたような記憶がある。しかし、どうしてこう、国保と社保がわかれているのだろう。役所と社保事務所と二ヶ所も行かなければならいではないか。本当に迷惑な話だ。
 とりあえず役所に行き、お金を払い、社保の事務所へはまた明日行くことにする。役所へ行ったついでに、渋々、国民年金を支払う。これもまた結構な額だ。このお金で航空母艦でも一隻買おうってものなら、喜んで払うけど。戻ってくるかわからないものにお金を支払えって言うのだから、タチが悪い。しかもこんな貧乏人に対しても強制だ。国はどういう了見をしているのだろう。
 文句ばかりを言っても仕方がない。払うものはスッパリと払う。男らしくていいじゃないか。いずれこのお金が国益のために、そして、国民のためになることを祈っているよ。