年賀状は送らないのだ、喪中のため。

 毎年、年賀状はあまり自分から出すことはしないで、いただいたらお送りするというスタイルをとっている。返事を書かねば、書かねばと思いつつ、先延ばしになってしまって、気が付けば二月になってようやく年賀状を出すことすらある。私はとっても怠け者なのだ。
 しかし、今回、年賀状は、喪中のため出すことができない。皆様、ご了承くださいませ。と、言いつつ、これを口実にひとつ仕事が減ったと思うところもあり、逆に元旦の風物詩が無いのも少し寂しいような気もして、複雑な気分だ。
 歳末であり、もうすぐ正月だが、年々、歳を重ねたせいかそれとも世の中の流れなのか、街の雰囲気が「らしくない」気がして、少し物足りない感じがしている。せめて正月は「正月らしい」気分になりたいものだ。