変化すること

 しましまブックスでは、インターネットで古本・古書を販売している。このインターネットやパソコンというものが曲者で、(というのも、この仕事を始める前までは、私はアナログ人間であり、アンチ・パソコンであった)今のシステムにようやく慣れた時には、既にパソコンやインターネットの技術やサービスが一歩先に進んでしまっている。しかし、これに追いつかなければ、インターネットでの販売はうまく行かなくなってしまう。また、技術とサービスの革新によって、商売の形態が一変してしまう可能性もある。最近は、グーグルがブック検索のサービスをスタートさせ、このサービスが新刊書のみならず、古本・古書にも影響を及ぼすか注視する必要がある。しかし、事が起こってから対応するのでは、遅いのである。技術とサービスの進化に素早く対応し変化すること、これはしましまブックスの課題である。しかし、ルーティンワークに時間をとられて、他は何もすることができないのが現状であり、これも変えて行かなければならない。変化すること。サービスの提供を継続するうえで、これは非常に重要なことなのである。