しましまブックス、代官山へ行く

 昨日は代官山へ出張買取。代官山といえば、お洒落な街であり、貧相なしましまブックスには縁がなく、恐れ多い街である。歩いている人の服装のセンスがよくて、眩しく見える。それにひきかえ私は、シワだらけの安物のスーツ。そういえば、随分クリーニングにも出してない。所詮、二俣川の田舎者さ。どうせなら、しましまブックスと大きく屋号が入ったオリジナルTシャツを着て、上流階級の皆さまに見せつけてやるべきだった。
 地図を見ながら車を走らせていたものの、案の定、道に迷う。メガロポリス東京、恐ろしや。一つ道を間違えると、もう二度と同じ道に出られない。運転しながら地図を見るのは至難の業で、方向感覚と勘に頼るもののギプアップ。結局、お客さんに電話をして、道を教えていただき、やっとのことで、午後一時頃到着する。
 予想以上の本の量で、車に積み込み終わったのが夕刻頃。実は、買取が終了したら、代官山でも見物してやろうかと思っていたのだが、たくさんの本を運んだので、腰や腕が痛くなり、また、昨日の日記に記した、商品の入れ違いのお電話があり、即対応しなければならないので、見物は中止する。やはり、ちんけな古本屋しましまブックスはお洒落な街に縁がない。