身のまわりの不思議

 机の上には、空き缶を利用したペン立てがある。その中にボールペンや鉛筆を入れているのだが、ふと気づくと、鉛筆もボールペンも本数が少なくなっている。机の下を見ても、別に落ちているわけではないし、鉛筆を使い切るほど書いているわけでもないし、一体何処へ消えてしまったのだろうか。本当に不思議である。こういった謎は、意外と身近で存在する。私は家や店の鍵を持ち歩いているのだが、どう考えても何処の鍵なのかわからない鍵がある。家でもなく、店でもなく、一体、何の鍵なのかまったくわからない・・・・。それから、捨てたテレビのリモコンだったのか、どのテレビにも対応しないリモコンなどなど、存在意義がよくわからないものも多くある。なんという不思議だろうか。