古本買取のお役立ち情報

古本や古書を売るのが初めての方、慣れていない方、本に興味はないけれど両親の本を片付けなければならないけど、どうずればいいの? という方へ向けた古本をお売りになる際のお役立ち情報を掲載しております。ご一読いただき、本をお売りになる際の参考にしてくださいね。

 

 

1. 古書組合加盟について

営業中の古本屋・古書店が組合に加盟致しますと、神奈川県に限らず、東京都、神田や他県など日本全国の市場で古本・古書の売買ができるようになります。市場とは、業者間で行われるセリの事です。その為、希少本や貴重な本などを目にすることも多くあり古本の相場を把握しやすくなります。
また、日本全国で開催されている「古本まつり」や古本・古書の販売サイトである「日本の古本屋」にも参加が可能となり、多くの販売網を持っています。以上の理由から、古書組合に加盟している古本屋は、古本の相場を把握しており、また、幅広いジャンルの古本・古書を、大量でも千冊、数千冊でも買い取ることができるのです。買取を依頼する際は、古書組合に加盟しているか否かを見ると良いでしょう。

しましまブックスは、神奈川県古書籍商業協同組合加盟店・全国古書籍商組合連合会加盟店ですだから、相場を把握しており、大量の本や多様なジャンルの本を買い取ることができるのです。

 

2. ジャンルの取り扱いについて

古本・古書の買取は、古書店によって取り扱うジャンルに違いがあります。理系の古本を扱う古本屋、美術系の古本を扱う古本屋、コミックを扱う古本屋など、さまざまです。そのお店の取り扱うジャンルによって、買い取れない古本や古書がでてくる場合があります。古本をお売りになる際は、そのお店の取り扱いジャンルを把握しておくと良いでしょう。

しましまブックスは、取り扱いジャンルが幅広く時代区分も幅広いのが特徴です。哲学・歴史・心理学などの人文系専門書から理系の古本や古書、CDやDVD、絵本や料理の本、さらには、戦前の資料や古書、江戸期の和本まで扱いますので、オールマイティーに買い取ることができます。また、江戸期の浮世絵・錦絵・版画、近現代の絵画なども取り扱っております。 

 

3. ISBNコードの有る無しについて

よくお客様より「ISBNコードが付いてない本は扱っているのか?」と尋ねられます。ISBNコードとは固有の書籍出版物を発行形態別、その書籍ごとに識別するためのコードです。日本では1981年頃から書籍に付け始めたようです。簡単に言うとバーコードのようなものですね。大手新古書系のチェーン系古本店やアマゾンマーケットプレイスでのみ販売しているお店などは、ISBNが付いていない本は買い取らないところが多くあるようです。古い本をお売りになる際は、そのお店がISBNコードがない本でも扱うか否かを知っておくと良いでしょう。

前述の通り、1981年以前に発刊された書籍にはコードは付いておりませんが、幅広い時代区分、ジャンルの本を扱っておりますしましまブックスでは、ISBNコードがない本でも買取しておりますもちろん、ISBNコードが付いている新し目の本も取り扱っておりますので、幅広く買い取ることが出来ます。

 

4. 買取の際、値段の付くもの付かないもの

一番お客様より質問されますのが、「どういう本を買い取ってくれるの?」という質問です。結局のところ、古い新しいではありません。出版されてからほとんど年数が経過していない本はお値段の付く傾向にありますが、新しい本でもお値段の付かない本もありますし、古い本で逆に高い値段が付く本もございます。本によって様々ですので、一概にお答えできず、お客様の古本や古書を拝見してからでないとお答えできないのです。文化的な要素、需要と供給、売れ易いか売れ難いか、そして本の状態などを見て総合的に判断致しております。

お値段の付かない本とは

それでは、お値段が付かない本とはどいうものでしょうか。まずは旬を過ぎてしまった本。現代においても未来においても、もう本の内容が耐えられないといったものです。例えば「2000年株価はどうなる?」といった本はもう2000年は過ぎていますので、なかなか買い手はいませんね。次に供給過多の本。世の中に多く出回ってしまったいわゆる昔ベストセラーだった本というのは、供給過多で、お値段が付かない傾向にあります。供給が少なくても需要も少ない本も当然ながらお値段が付き難い傾向があります。さらには状態の悪い本は、一般的に不良品と同じですから、お値段が付かない場合があります。しかし、戦前のものや江戸期のものは、発行されてからかなりの時間が経過している以上、汚れていてもお値段の付く場合があります。

お値段の付く本とは

次に値段の付きやすい本とは、どういうものでしょうか。まずは、需要が多く供給が少ない本。これは市場原理においても当然ですね。次に出版されてから日時が経過していない本。まだ古本のマーケットに出回っていないので、相場が下落していないからです。そして文化的、学術的に貴重な本。さらには戦前、江戸期などもはや骨董ともいえる本や和本などなどです。ジャンルで言いますと、 哲学社会学心理学歴史言語学などの人文系学術書専門書、仏教神道、キリスト教などの宗教の研究書占いスピリチュアル関係漢方・鍼灸・東洋医学関係の本などはお値段が付く傾向にありますので、是非、お売りくださいませ。

 

5. 古本出張買取ここがポイント? 専門知識のある担当者が買取を行うか?

専門知識のある人間が買取を行うか否かによって、本の買取は大きく変わります。ろくに本を読んでいない人間が買取をするところもたくさんあるようです。古本・古書の買取において、本をしっかり読んでいるか、内容を知っているか知らないかは大きな差となります。本を読んでいないとその本の文化的な価値や資料的な価値、学術分野における価値がわからないことがあります。単純に値段だけを知っているというだけでは、お売りになる立場としては寂しいですよね。買取を依頼する場合は、専門知識のある人間、しっかりと本を読んでいる人間が担当するところへお売りになるのがベストです。

しましまブックスでは、専門知識のある当社取締役会長の島原亮が、買取を担当しております。島原は、大学院で国文学や書誌学などを研究していた為に、本についての知識が豊富です。もちろん研究で哲学や社会学、心理学、言語学などなどの本を多く読んできたため、本の内容や文化的価値も熟知しております。買取をご依頼くださったお客様と島原で、本についておしゃべりしてしまい、時間がいつも間にか過ぎてしまうというケースが稀にありますが、まあ、それはご愛嬌ということで宜しくお願い致します。そして、私も人間ですので、優しくされると、普段はお値段の付かないものでも、買い取ってしまう場合があります・・・エヘヘ ちなみに写真は私、古本の買取を担当しております、当社取締役会長島原亮です。

 

6.出張費について

本は数が多くなると重たく、嵩張るので、ご自身で本を売りに行くのは大変な場合があります。特に昨今は高齢化社会となっており、体力的に本を運ぶのが難しいというお客様が増えております。基本的に出張買取の場合は運搬から梱包まで古本屋が行います。冊数が多いとかなりの重労働となり、人手も必要となります。一見しますと出張費は高そうに感じますが、ほとんどの古本屋は出張費や梱包・運搬費は無料のところが多いのが現状です。しかし、一部の業者は出張費を請求するところもあるようですので、古本の出張買取を依頼する際は、出張費が無料か否かを確認しましょう。

しましまブックスは出張費用・梱包費用・運搬費用全て無料なので、お客様から感謝されることが多く、私もやりがいがあります。もちろん、私達も商売でやっておりますので、買い取れない本などもございます。古本屋は古物商免許の範囲内である古物の買取が業務内容であり、片付けや廃棄は範囲外であることを知っていただきたいと思います。

 

7. 古本買取のご依頼ご連絡先

しましまブックスへ古本・古書の出張買取のご依頼は、お電話かメールにてお気軽にどうぞ

メールアドレス kosyo@shimashima-books.ocnk.net

電話 0120-198-112   

 

詳しくは、古本出張買取のページをご覧ください 

神奈川県内全域横浜市内全域東京都内全域他、冊数や本のジャンル等により日本全国古本出張買取致します。