仕事の段取り

仕事には段取りというものがある。例えば、出張買取がある日は、その前日の夜に梱包を済ませて発送準備を整えておかなければならない。そして、昼間出張へ行き、そのついでに郵便局へ寄って発送する。買取が終われば、その日の夜に溜まっている商品のアップをする。仮に、夜に予定が入っている場合は、その前の段階で処理するべき仕事を済ませておかなければならない。周囲からは、インターネット古書店の仕事は時間に制約がなく、結構自由に時間が使えると思われているらしいが、そうではない。
サラリーマンの頃は、決まった終業時間があり、残業があったとしても大方予想がついたし、会社から一歩出れば、とりあえず仕事から解放された。したがって、当日のしかも直前に飲みに行く誘いがあったとしても、予定が空いている限りは、ホイホイと参加できたのであるが、最近はそう簡単にはいかない。
仮に今が夜の七時頃であったとして、誘いがあったとしても、明日に出張買取の予定が入っていれば、夜のうちに梱包を済ませておかなければならず、また、商品のアップ等もなるべくなら行わなければならず、簡単に誘いに乗るわけにはいかない。これが以前からアポが入っていれば別で、翌日に出張買取の予定は入れないようにするし、約束の時間までにすべき仕事を処理してしまう。いわば、そういう段取りで仕事を進めることができる。
そのようなわけで、何かある時は、なるべく早めに教えてくれるよう頼んである。そうすれば、それに向かって仕事の段取りを組むわけなのだ。
実は、明日に数週間前から大まかなアポが入っていたのだが、前々日になっても時間と場所の連絡がなく、前日の今日になっても何の連絡もない。せめて時間ぐらいわかっていないと、仕事の段取りが組めない。前々日に自分から電話をしてみたものの、先方は電話に出ない。メールを送ってみても返答もない。今現在も何の連絡もない。私は困惑しているのだ・・・・。
なんだか今日は愚痴をこぼしてしまった・・・・。個人事業で、しかもインターネット専業の古本屋は、適当にできると思われているのかも知れない。しかしながら、我がしましまブックスはシステマチックに行っている、いや、システマチックにしないと最小単位の要員で仕事を進めることは難しいのだ。そのことを先方はもっと慮ってほしい。まあ、アポといっても、ちょいとお食事をするだけなのだが。
本当に今日は愚痴ばかり・・・・。すんません・・・・。