ラジオ収録

ラジオ収録
昨日は、宮原昭夫先生が語るというラジオの収録。私が制作を手がけているというわけなのだ。作家の肉声が聴けてしまうという、面白い企画である。当店のインターネットラジオ「古本屋のおしゃべり」においても放送しようかと思ったが、なにも二重に放送することはなく、これは、制作委員会のホームページで、(http://book.geocities.jp/yokocyounogoinkyo/page5a.html)無料で聴くことができる。是非一度聴いてみてください。
作家が自分のことを語るということは、特に私小説作家にとっては、実は辛いことなのだ。自分のことを知りたければ、作品をしっかり読め!と本当は思っているに違いないし、その通りだと思うのだ。それを引き受けてくださるのだから、これは一読者として感謝しなければと思う。
 一応は研究していた人間として直接に宮原先生のお話を聴いていると、新しい発見が、やはり、そこにはある。過去に何本か論文を書き、それで一応私の宮原昭夫研究は終わりだと思っていたが、またこれは書かなければと思った。